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SPECIAL
デビュー20周年のSPARKS GO GO!アニバーサリーイヤーの記念盤は… 超変化球の“ドストレート!!!”
1993年に発売した“EASY”第二弾となる 全洋楽カバー“2EASY”リリース! 20年のグルーヴを堪能あれ!

JACKET
SPARKS GOGO
『2EASY』

2010.04.05 release!!!
I3GG-1003 / ¥1,800 (tax in.)
Sony Music Artists Inc.

  1. Pipeline (2:18)
  2. Superstition (5:18)
  3. SHE (5:27)
  4. Motor Bikin' (3:42)
  5. Drive My Car (4:01)
  6. New Rose (2:56)

93年に発売した “EASY”第2弾となる全洋楽カバーアルバム!
KISSやビートルズ、S・ワンダーまで!?これまたSGG LIVEで楽しめそうな曲が満載! 20周年を迎えた3人の強靭なグルーヴとサウンドを爆音炸裂でお届け!
iTunes Storeにて4/8より配信!
携帯公式サイト『SMA☆アーティスト』にて「着うたフル」「着うた」配信中!
TOUR 2EASY


【 平山雄一氏による全曲解説 】

1. Pipeline / THE CHANTAYS
作詞・作曲 Bob Spickard / Brian Carman

ベンチャーズの世界的大ヒット曲。60年代に巻き起こった日本の“エレキブーム” の火付け役となった歴史的なナンバーだ。オリジナル・ヒットはシャンテイズ。パイプラインとは、トップがパイプ状に巻いている波のことで、この曲はエレキとともに“サーフィン”も日本に紹介されるキッカケになった。いわば“音楽文化遺産”ともいうべき曲を、嗚呼ジーザス、 SGGはなんと歪みまくりのエレキで演奏。これがまた超かっこいい。ブリブリの八熊のベースが聴きモノだ。

2. Superstition / Stevie Wonder
作詞・作曲 Stevie Wonder

ニューソウル・ムーヴメントの巨星、S・ワンダーのアルバム『Talking Book』(1972年)収録。ビョンビョンした音色のクラビネットという楽器が全面にフィーチャーされ、そのかっこよさに刺激されてかの忌野清志郎氏もクラビネットを購入したらしい。この曲をジェフ・ベックがカヴァーしたことから、ロックファンにも浸透。黒人独特の“跳ね系リズム”と、SGGの豪快なロック魂が激突する名演に注目。

3. SHE / KISS
作詞・作曲 Gene Simmons / Stephen Coronel

KISSのアルバム『地獄への接吻 〜Dressed To Kill』(1975年)収録。名ライブ盤『ALIVE!』にも入っていて、ロックキッズはこちらの方がお気に入りかも。SGGも後者好みか。 KISSはおどろおどろしいメイクやパフォーマンスの割りにメロディアスなポップチューンが多いが、この曲はがっしりしたギターリフを持つハードロックの教科書的ナンバー。テッチのドラムのタメをじっくり味わってくれ!後半はアップテンポになるので、そこではテッチの前がかりのスピード感を楽しんでくれ!

4. Motor Bikin' / Chris Spedding
作詞・作曲 Christopher John Spedding

70年代にセッション・ギタリストとして大活躍したChris Spedding最大のヒット曲。邦題は「モーターバイクでぶっ飛ばせ」。エンディングのフェイドアウトで、パトカーのサイレンの“ドップラー効果”を再現したような橘おにいちゃんのギターを聴き逃すな!ウルトラ器用ギタリストChrisもビックリだぜ。

5. Drive My Car / THE BEATLES
作詞・作曲 John Lennon / Paul McCartney

名盤中の名盤『Rubber Soul』(1965年)収録。原曲はシャキシャキしたロックンロールだが、ちょっとダルにアレンジされたSGGヴァージョンも素敵だ。スモーキーな八熊のヴォーカルが絶妙の“詰まり具合”で、倶知安のハイウェイの空を思い起こさせてグッド・テイク。

6. New Rose / THE DAMNED
作詞・作曲 Brian James

ラストはスピーディーなパンク・ナンバー。セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュと並んでロンドン・パンク3大バンドに数えられるTHE DAMNEDのデビュー曲(1976年)。爆音に乗せて歌われる切ないリリックに、この曲をセレクトしたSGGのロマンティシズムを感じる。パンクロック全盛期にぎりぎりリアルタイムで間に合った世代の、愛とプライドに満ちたカヴァーである。